PEPTALK CARDGAME
ペップトークカードゲーム(テスト版) 遊び方
■ペップトークとは?
アメリカはスポーツの世界で生まれた
“誰かの心を前向きにする言葉がけ”のこと
この『誰』かには『自分』も含まれています。
ゲームを遊ぶ前に、まずは、このペップトークについて学んでいきましょう!
●ペップトークの4つのステップ
ペップトークには4つのステップが有り、
その順番に沿って言葉を相手に伝えていきます。
受容:今の状況、事実、気持ちを言葉にする。
承認:相手の感情や立場を肯定して認める。
行動:今できることややって欲しいことを指示する。
激励:相手のやる気に繋がる、暖かい励ましの言葉を贈る。
●各ステップの説明
受容
相手の状況を理解することに努めて、それを言葉に出して反芻します。相手の気持を汲み取る行程です。
承認
汲み取った気持ちに対して、肯定の言葉をかけましょう。
肯定する過程で相手との信頼関係が生まれ、アドバイスや声援が相手に届くようになります。
不安になっている → 上手にやりたいから
行動
明確に何をしてほしいのか、ストレートに伝えましょう。
「〇〇をしないで」のような指示ではなく、「〇〇をしてほしい」と伝えるほうが効果的です。
遅刻しないで → 時間を守って
汚さないでね → きれいにお使いください
忘れ物するな → 持ち物のチェックしよう
激励
相手がやる気になる一言を最後に添えることが大事です。
背中のひと押しになるような、励ましの言葉を伝えましょう。
・ここで見守っているからね
・楽しんでこい!
■ゲームルール
●概要
このカードゲームは、「相手を勇気づける」ゲームです。
与えられたカードを使いつつ、ペップトークのステップに沿って、
励ましの言葉やアドバイスを伝えて、問題解決を目指しましょう!
●準備とカードの配布
ステップカード4枚と言葉カード(基礎)5枚をテーブルの中央に置く。
人物カード、心情カード、言葉カードを個別の山札に分ける。
各山札をシャッフルし、裏向きにして置く。
【初心者向け】:言葉カードをテーブル中央に表面で置き、全員の手札として扱う。(何人でもプレイ可能)
【経験者向け】:言葉カードを10枚ずつ各プレイヤーに配る。(最大5人プレイ可能)
【上級者向け】:言葉カードを5枚ずつ各プレイヤーに配る。(最大10人プレイ可能)じゃんけんで勝った人、もしくは最近誰かを励ました人が最初のトラブラー役になる。
●ゲームの流れ
トラブラー役は人物山札を3枚引き、1枚選ぶ。
選ばなかった2枚のカードは、人物山札の1番下に入れる。トラブラー役は心情山札を3枚引き、1枚選ぶ。
選ばなかった2枚のカードは、心情山札の1番下に入れる。トラブラー役は選んだカードの人物と心情になりきって、
「なんらかのトラブルにあっている人、あるいはトラブルにあいそうな人」=トラブラーを演じる。トラブラー役以外の人は、トラブラー役から時計回りで順番にペップトークの機会が与えられる。(パス可能)
手札の言葉カードを駆使して「ペップトーク」を行い、トラブル解決の後押しをする。
トラブラー役は一番勇気づけられた人(あるいは沢山手札をうまく活用した人)を選ぶ。
ペップトークを行った人は得点1点、選ばれた人に追加で得点2点入る。
トラブラー役を時計回りで次の人に移す
●特殊な処理
・使い終わった言葉カードは捨て札の山を作り、そこに置きます。
※【初心者向け】ルールの場合は、捨て札にせず、もとに戻します。
・言葉山札が切れた場合は、捨て札と混ぜてシャッフルします。
・パスする時、使いにくい言葉カードを捨ててもOKです。その枚数だけ引いてください。
●終了条件
・遊ぶ時間が時間切れになった時
・何周か、トラブラー役が回りきった時
●勝利条件
・一番得点が高い人をみんなで称賛しましょう!
※一番低かった人にはペップトークを使ってアドバイスすると良いかも
・点数計算をして勝者を決めなくてもOKです。
ペップトークのトレーニングを行って、あなたも「人に勇気を与える人」になろう!
■キャラクター紹介
うぃなーちゃん(天使)
勇気を与える聖歌隊の見習い天使。
純粋無垢で元気っ子。無限に明るい。
るーざーちゃんが心配で仕方がない。
ついついお節介しすぎちゃう。
ラッパ(勝利のファンファーレ)が得意。
るーざーちゃん(悪魔)
いつも失敗続きなドジっ子悪魔。
引きこもりがちでめんどくさがり。
うぃなーちゃんをうっとおしく思いつつも、いつも支えてくれて感謝している。
恥ずかしいけど可愛いものがスキ。
キャラクターデザイン
&イラスト: めいめい先生
■クレジット
監修:一般財団法人 日本ペップトーク普及協会
製造・販売:有限会社キャッツ
制作総指揮:一般社団法人 REARV
デザイナー:とむこ(TOMCO) (株式会社 Ad-REARV)
イラスト:めいめい先生
サポート:オルヴェルン、出居ヒビキ
印刷:かえでラボ(株式会社 アスカネット)